ガソリンスタンドの給料・時給

ガソリンスタンドの業務内容は、利用者に対する接客から給油・清掃サービスといった基本業務、点検・オイル交換といった車両メンテナンス業務、修理や車検サービスといった技術業務、人材の採用・教育・店舗運営まで、非常に多岐に渡ります。

担当する業務の幅や業務内容によって時給・給与は変わっていきますが、アルバイトや正社員といった職務によっても違いが見られます。

多くの人がアルバイトから入社し、接客業務や基礎技術の仕事を覚えることで社員へ昇格します。

社員に昇格後は、他のアルバイトの育成や、より高度な技術を身につけることで管理ポジションに当たるマネージャーへ昇格します。

マネージャーに昇格後は、店舗全体のマネジメントやお金周りの収支管理、取引先との関係構築など、責任者としての仕事を増やすことで店長やエリアマネージャーへと昇格していきます。

アルバイトは時給で貰う給与体系となっているので、働く時間数によって月収が変わってきます。

ガソリンスタンドの時給相場は平均900円～1,300円ぐらいで、他のアルバイトより高額となっています。

また、法律により夜間・深夜の時間帯（夜10時～朝5時）に働けば、時給が25％アップするのでお得です。

ガソリンスタンドのバイトの平均勤務時間は6時間で、勤務時間が6時間以上の場合は休憩時間が1時間ほど入ります。

ガソリンスタンドでは、給料の他に危険物取扱者などの資格を持っていると資格手当も出るし、社内割引制度や社員登用制度もあります。

高額な時給の上に資格まで取ると、手当や基本給までアップするので、学生やフリーターの方にはもってこいのアルバイトだといえます。

特に、時給が上がる深夜の時間帯が人気であり、法律で強制されている25%割増の深夜手当が、22時から翌朝5時まで適用されるため、非常に効率よく働くことが可能です。

他のアルバイト時給との比較

より稼ぎたいならフルサービスがおすすめ

ガソリンスタンドで正社員として働くためには、アルバイトよりも高い技術力と接客能力が求められます。

技術力は、車・バイクのメンテナンス知識や修理技能であり、また、国家資格である危険物取扱者の資格を持つ方が優遇されます。

特に、危険物取扱者の資格は、最近増えつつあるセルフサービスのガソリンスタンドに常勤で求められているため、取得している方が多く求められています。

正社員の給料は、こうした資格や求められている業務内容によっても異なるため、相場にばらつきが存在していますが、一般的に、整備工場や車検といったさまざまなサービスを展開しているガソリンスタンドの方が高い給与で働くことが可能と言われています。